「熱帯のサクラ」と呼ばれるジャカランダが、愛媛県松山市御幸1丁目の修行道場「天龍山・空無我堂(くうむがどう)」で見頃を迎えている。同所のジャカランダはブラジル産で、通行人は地球の反対側から来た青紫色の珍しい花に顔を寄せて心を癒やしている。6月末まで楽しめる。 ジャカランダは中南米原産の高木で世界三大花木の一つ。道場の僧侶村上空山さん(85)が2003年にブラジルを訪れた際、美しさに感動し、帰国後に現地から苗木を取り寄せて育てた。高さ約5メートルの7本が咲きそろい、19日は近くの住民らが相次いで訪れ、写真に収めていた。
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