四国にある博物館や美術館を巡り、たまったポイントで旅行券や商品券などが当たる「ミュージアム88カードラリーin四国」の抽選会が12日、愛媛県今治市宮窪町宮窪の村上水軍博物館であった。 観光振興などを目的に、伊予銀行など四国の4銀行が2007年から実施。対象175施設でオリジナルカードがもらえるほか、入館料に応じてポイントがたまる。今回の抽選会は、公開中の映画「瀬戸内海賊物語」の撮影が行われ、本屋大賞を受賞した小説「村上海賊の娘」の舞台にもなった今治市宮窪町をさらに盛り上げようと、村上水軍博物館で開かれた。 伊予銀行の永井一平専務と同館の矢野均館長が甲冑(かちゅう)姿で登場。永井専務が「村上海賊が全国に名を上げ、各地から観光客が訪れることを期待する」とあいさつし、矢野館長とともに「瀬戸内海賊物語」の撮影で使われた宝箱から当選者を9人を選んだ。
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