愛媛県と愛媛大が地域の課題を検討する「連携推進会議」が9日、県議会議事堂であった。これまでに取り組んできた課題の状況を報告したほか、情報通信技術(ICT)を活用して地域課題に取り組む人材の育成など5課題で新たに連携することを確認した。 2005年に協定締結後、毎年開いており、10回目。県の上甲啓二、長谷川淳二両副知事や愛媛大の柳沢康信学長ら22人が参加した。 愛媛大は、理工学研究科のICTスペシャリスト育成コースの講義で、地域が抱える課題やICTを活用して問題を解決した事例などを県職員に紹介してほしいと提案。県は「今後の地域課題解決はICT抜きに考えられない。有能な人材供給のため、ぜひ連携したい」と受け入れた。
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