11月の任期満了に伴う愛媛県の松山市長選挙で、現職の野志克仁氏(46)=安城寺町=が6日、街頭演説で「(1期目の)3年半に『全国に誇れる、わがまち松山』をキャッチフレーズにさまざまな取り組みをしてきた。このたび、次のものを目指す決意をした」と述べ、2期目を目指し出馬する考えを表明した。 同市三杉町の伊予鉄道三津駅前で演説した野志氏は「皆さまの思い、私の思い、市役所の思いを重ねてきた。次のものを目指す」と2期目への言葉を重ね、タウンミーティングの開催など市民の声に誠実に耳を傾ける政治をすると訴えた。 一方、野志氏と距離を置く現在の市議会最大会派・自民党の一部からは「独自候補擁立を目指す」との声が出ているが、現時点で具体化していない。
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