愛媛県宇和島市天赦公園の国指定名勝「天赦園」で、高さ1.5メートルのハナショウブが八分咲きとなっている。白やピンクの約1万本が咲き誇り、来園者を楽しませている。見頃は来週半ばまで。 宇和島藩9代藩主だった伊達宗徳が1897年ごろ、東京、岡山、佐賀、熊本の各旧藩邸の庭から集めたとされる純日本種。400平方メートルの敷地に21種が育てられている。今年の開花は、5月の朝晩の冷え込みが影響し、10日ほど遅れたという。
↧