捜査用似顔絵の技術向上を図ろうと愛媛県警の講習会が4日、県警本部であり、県内14署と本部の若手捜査員計23人がベテランの技を学んだ。 講習会では、指導を担当した宇和島署刑事課の氏原雄二鑑識係長が「特徴を捉えることが重要」とアドバイス。ひったくり事件を想定した寸劇で、被害者役の女性警察官の証言を基に似顔絵の作成に取り組み、参加者は犯人の髪形や目の形などを質問していた。 似顔絵と実際の犯人役を見比べた大洲署警務課の藤井尚子巡査部長は「全然似ておらず、練習あるのみ。被害者の気持ちに配慮しつつ、積極的に特徴などを尋ねていきたい」と話していた。
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