南海トラフ巨大地震に備え、陸上自衛隊松山駐屯地は2日、愛媛県松山市堀之内と伊予市双海町串で災害対処演習を行った。自衛隊員や地域住民ら約200人が放射性物質を除去する除染活動に取り組んだ。 演習は午前4時の地震で四国電力伊方原発(伊方町)で事故が発生して放射能が漏れたと想定した。松山市の城山公園では、住民が放射線量の測定を受けた後、シャワーで体を洗い服を着替えた。放射性物質が漏れないよう天幕内で行われ、参加者は室温30度以上のテント内で30分に及ぶ作業に耐えていた。
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