2013年度の愛媛県内商店街の空き店舗率は20.5%で、10年前から7.0ポイント増加したことが、19日までに県の調査で分かった。空き店舗の数は1086に上る。県経営支援課は郊外の大型店との競合などで通行量が減ったことに加え、空き店舗増加で商店街が商業機能と地域コミュニティーの役割を十分に発揮できていない状況としている。 空き店舗率は地域別で東予28.4%(03年度比9.8ポイント増)、中予17.2%(5.8ポイント増)、南予18.5%(6.4ポイント増)。東予地域で空き店舗の増加が目立つ結果となった。 1商店街に占める空き店舗の割合は10%以上20%未満が全体の32.8%で最多。10%未満が24.4%で続いた。40%以上の商店街も9.9%あった。
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