２０１３年産温州ミカンの県内収穫量は１３万７８００トンで、和歌山県の１６万８９００トンに次いで１０年連続２位だったことが２０日までに、農林水産省のまとめで分かった。前年産より６％増えたものの、同じ表年の１１年産より８％減少した。全国シェアは前年産と同じ１５％だった。 実をつけた県内結果樹面積は６２９０ヘクタール（前年比２％減）。１０アール当たり収量は２１９０キロ（１１年比４％減）。収穫量の内訳は早生（わせ）温州が８万２７００トン（７％減）、普通温州が５万５千トン（１０％減）だった。 中国四国農政局松山地域センターによると、収益性が高い中晩かん類への転換や高齢化による廃園で面積は年々減少。１３年産は収穫量の多い表年だったが、夏場の高温乾燥で小玉傾向となり、収穫量が伸びなかった。
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