愛媛県松山市は20日、堀之内の城山公園北堀で飼育しているコブハクチョウのひな5羽の健康診断を県獣医師会(同市三番町4丁目)の協力で行い、全羽の順調な成長を確認した。 診察した中川治獣医師によると、体重は241~364グラムで、くちばしや目などの変形もなかった。ネットを張っている堀から飛び立って外敵に襲われないよう、風切り羽の関節を外す処置をした。 管理を担当する市公園緑地課は「ひな誕生は10年ぶりで、早めに健康状態を把握した方が良いと判断した。異常がなくて良かった。大事に見守りたい。カラスなど空からの攻撃対策も検討したい」としている。
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