初夏の風物詩ホタルが愛媛県伊予市中山町の中山川などで舞っており、幻想的な淡い光が川のほとりを照らしている。伊予中山ホタル保存会によると、5月中旬から飛び始め、今年も町内全域の川沿いで、例年並みの10万匹以上の乱舞を見ることができる。 同会によると、飛び交うのはほとんどがゲンジボタルの雄。発光して草むらにいる雌にアピールし、交尾相手を探す。中山町中山の藤の郷川では28日、暗くなり始めた午後7時半ごろから瞬き始め、周辺は柔らかい「愛の光」に包まれた。
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