愛媛県宇和島市津島町近家の日本庭園「南楽園」のハナショウブが七分咲きとなり、紫や白、黄色など上品な色合いをみせている。 東西2カ所、計約4000平方メートルのショウブ園には約80種、25万本が植えられている。南楽園によると、今年の開花時期は平年並みで日ごとに咲きそろい、今週末ごろにピークを迎える。 28日は日傘を差した女性グループや高齢夫婦などが「きれいね」とめでながら園内を散策。夫婦で訪れた同市大浦の橋村尽さん(71)は「鮮やかな紫色と庭園の緑との対比が美しかった」と話した。 同園では6月8日まで「花菖蒲(しょうぶ)まつり」を開催。5月30日からは開園時間を午後9時まで延長し、あんどんと竹灯籠でライトアップする。
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