愛媛県の松山市議会の4交渉会派の代表者は28日、非公開の会合を開き、6月2日の臨時議会で予定する正副議長選の直前に、立候補者による「所信表明会」を開くことで一致し、事実上の立候補制導入が決まった。議会事務局によると、立候補者の所信表明を受けて投票する方式は同議会初となる。 出席者によると、正副議長選前に休憩し、立候補者が所信を述べた後、本会議を再開して投票する。地方自治法には立候補者から正副議長を選ばなければならないとの定めはなく、立候補者以外への投票も有効。本会議中に所信表明をすると、地方自治法との整合性が問われるため休憩中にするとし、会議録に残らない。所信表明を市民が見られるよう休憩中もインターネット中継を継続する。
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