愛媛大で学ぶ留学生が1日、愛媛県砥部町宮内の砥部焼陶芸館で砥部焼作りに挑戦し、若手陶芸家でつくる砥部焼研究グループの手ほどきを受けながら、ろくろと絵付けを体験した。 留学生との交流を図ろうと砥部ライオンズクラブ(西山一郎会長)が催し、今年で11回目。1日は5カ国の14人が参加した。 ろくろ作業は、わずかな力加減の強弱で形が変わってしまい、初体験の留学生は苦労した様子。指の形や動かし方などのアドバイスに真剣に耳を傾け、カップや皿を作り上げていった。陶芸家から「上手にできているよ」と声を掛けられると、うれしそうな表情を浮かべた。 絵付けでは花やアニメのキャラクターなどを描き込み、母国と日本の友好を願うデザインもあった。
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