日本一細長い佐田岬半島を歩く「ふるさとウオーク２０１４」が１７日、愛媛県八幡浜市－伊方町三崎間であった。７～４５．７キロの４コースに家族連れら約７００人が参加し、一面に広がる宇和海や新緑豊かな山々など半島の自然を満喫しながらゴールを目指した。 伊方町川之浜出身の冒険家、故河野兵市さんが１９９７年に日本人で初めて単独徒歩で北極点に到達したのを記念して始まり、今年で１６回目。１７日は２００１年に亡くなった河野さんの命日にもあたり、参加者は偉業に思いをはせた。 最長コースなどにエントリーした参加者は午前７時に八幡浜市北浜１丁目の北浜公園を出発。八幡浜港（同市沖新田）や、赤れんが倉庫跡が並ぶ保内地域の町並みを眺めながら伊方町へ。強い日差しが降り注ぐ中、それぞれのペースで歩みを進めた。
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