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揚がれ大凧、空中合戦 内子

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 400年の歴史を持つ県無形民俗文化財、「いかざき大凧(だこ)合戦」(実行委員会、愛媛県喜多郡内子町、愛媛新聞社主催)が5日、同町五十崎と平岡の豊秋河原であった。ガガリと呼ばれる刃物を仕込み、糸を切り合うけんか凧。約100統が「空中のチャンバラ」を繰り広げた。 誰とでも対戦可能で相手の糸を切ればポイントが入るルール。参加者は小田川を挟み、「五十崎側」「天神側」の旧村名を付けた2地点に布陣し開戦した。 風が弱く、参加者は足で勢いをつけて凧を揚げようと「走れ、走れ」。小田川の水にザブザブと入りながら両岸を行き来した。「勝負や」「来い」と糸が絡み合うと、場内アナウンスが「掛かったあ」と盛り上げ、約1万5千人(主催者発表)の観客が声援を送った。

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