愛媛県松山市道後湯月町の宝厳寺で4日、絵の制作と琴演奏、茶の湯を組み合わせたアートイベントがあり、来場者は茶を味わいながら、琴の音に合わせてキャンバスに前衛的な絵画が描かれていく様子を楽しんだ。 道後温泉本館改築120周年記念芸術祭「道後オンセナート2014」の一環。同市苞木の画家平野見貴雄さん(49)が、同市居相4丁目の琴奏者前谷雅貴さんと茶道家の明鏡さんと木の葉さんに呼び掛けて実施した。 会場では、前谷さんの演奏が響く中、平野さんが曲から連想した白夜の中で降る雨と輝く太陽を約2時間かけて描いた。隣には茶席が設けられ、訪れた人々は制作を眺めながら思い思いに楽しんだ。
↧