鉄人熱戦、住民興奮―。愛媛県最南端の愛南町西海地区を舞台にした「いやしの郷(さと)トライアスロン大会」が29日あり、アップダウンが激しい難コースに挑む鉄人たちに、沿道の住民から盛んな声援が送られた。 昨年、えひめ南予いやし博の一環で行われ、2回目の開催。今秋の東京国体県予選などを兼ねたことから昨年の1.5倍の312人がエントリー、スイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロの計51.5キロで競った。 競技は午後1時スタート。曇天で涼しく、スイムから飛び出した日本食研トライアスロン部の平松幸紘選手(29)=今治市=が2位と3分39秒差の2時間1分57秒で優勝した。平松選手は「タフなコース。美しい景色と声援のおかげで、苦しいけれど楽しいレースだった」と話した。
↧