山や河原、海岸などで拾ったユニークな形の石を楽しむ「趣味の鑑賞石展」が22日、愛媛県松山市堀之内のNHKアートギャラリーで始まった。自然の中で生まれた約40点の「芸術」が来場者を引きつけている。27日まで。 松山市などの愛好家12人でつくる伊予楽石会が毎年開き、7回目。会員が探し当てた石は、石手川で拾った牛のような形をしたものをはじめ、馬てい形の重信川の石、イモのように丸みを帯びた室戸鉄丸石、堅固な層をなした土佐鎧(よろい)石など多様。断崖や連山といった壮大なイメージを喚起する作品もあり、訪れた人たちは感心しながら見入っていた。
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