起業に関心がある学生らを掘り起こし、ネットワークづくりを目指すイベント「ドリームバックアッパー」が26日、愛媛県松山市文京町の松山大であった。若者約120人と県内経営者約50人が、起業の意義や魅力について意見を交わした。 経営者や行政、金融機関などのメンバーで構成する「EHIME Venture Networking」が初めて開催。上場企業トップのほか介護や飲食、観光業などの創業者が出席した。 座談会で、医療用システム開発のピーエスシー(松山市)の相原輝夫社長は「自分の情報技術スキルを生かすことで、不便が多かった医療業界の役に立つと思った」と起業の経緯を説明した。 タオル製品企画販売のさくらコットン(今治市)の菊川あずさ社長は「働けば働くほどやりがいがある。若いうちに県外や海外に出るなどし、多様な価値観を身につけて」とアドバイスした。
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