降雨量が増える梅雨や台風の時期を前に国土交通省松山河川国道事務所は21日、石手川ダム放流時の安全確保を目的とした放流警報周知会を愛媛県松山市築山町の市青少年センターで開いた。石手川・重信川近くにある松山市と松前町の公民館や小中学校の関係者ら約20人が参加し、放流に先立つ警報の特徴などを確認した。 ダムから重信川河口の間には28カ所の警報所がある。ダムに近い3カ所は放流の開始30分前と直前、25カ所は各地点で水位上昇が予想される30分前に警報アナウンスやサイレン音で水位上昇の注意を喚起。警報車や7カ所の電光表示装置でも知らせている。2013年は台風による大雨などの際に計5回、放流警報を出して水位上昇を伝えた。
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