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災害DB役立てて 松山で本格運用記念講演会

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 過去の災害情報を検索できるデータベース(DB)「四国災害アーカイブス」の本格運用を記念した講演会が21日、愛媛県松山市のホテルであり、研究者らが歴史から教訓を学ぶ重要性を行政職員や市民ら約120人に訴えた。 講演で矢田部龍一愛媛大防災情報研究センター長が、東日本大震災の1000年余り前の887年に「京の都壊滅」と記録に残る仁和地震があったことを取り上げ、歴史的事象から将来の災害規模を予想したり、避難する動機付けになったりすると説明。DBを活用し地域の災害史や災害マップなどをつくる方法を披露した。 アーカイブスを運用する一般社団法人・四国クリエイト協会(高松市)から寄付金を受けてセンターが2010年に設立した「東南海・南海地震研究部門」が活動を報告。各研究者が火災延焼シミュレーターの開発や市民へのアンケート結果などの成果を紹介した。

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