苦しいときや悲しいとき、励まし助けてくれたのは誰ですか―。愛媛県は5月1日から、エピソード「愛顔(えがお)感動ものがたり」を募集する。上位2作品は、紅白出場歌手で声優としても人気を集める水樹奈々さん(新居浜市出身)朗読によるアニメーションに仕立て、動画投稿サイトなどで全国発信する。 審査委員長は作家で「千の風になって」や中村時広知事が松山市長時代「この街で」を作曲した新井満さん、審査委員は俳人の神野紗希さん(松山市出身)と中村知事。水樹さんは県から伊予観光大使に委嘱されている。7月15日まで募集し、結果発表は2015年1月の予定だ。 エピソードは800字以内で、自身の体験談。知事賞1点、特別賞1点、優秀賞3点、入選5点、佳作10点に賞を贈る。東日本大震災被災地からの修学旅行生や俳句甲子園の出場校などにも応募を呼び掛ける。21日には中村知事が首都圏でPR活動した。
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