憲法9条をまもる大洲の会の2014年度総会が20日、愛媛県の大洲市総合福祉センターであり、愛媛大の山本万喜雄名誉教授(健康教育学)が講演した。教育現場のエピソードをユーモラスに交えて改憲の動きを批判し「若者の社会への関心を育てることが重要」と呼び掛けた。 講演会には46人が参加。山本さんは、自民党の改憲草案が日本国憲法の「公共の福祉」を「公益及び公の秩序」に変えた点などを挙げ、「基本的人権を公の秩序優先で制限しようとしている。国を縛る憲法から国民を縛る憲法に変えようとしている」と批判した。
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