自転車をそのまま持ち込める「サイクルトレイン四万十号」の運行が19日、JR予土線宇和島―窪川(高知県四万十町)で始まり、四万十流域でのサイクリングに挑む14人が、愛車とともに宇和島駅を出発した。 愛媛、高知両県と予土線沿線5市町などによる予土県境地域連携実行委員会が主催。予土線でのサイクルトレインは昨年、愛媛県と県予土線利用促進対策協議会が初めて実施し、56往復で589人が利用した。今年は高知県側と協力し、区間を窪川まで延伸。乗降できる駅を5駅から19駅に増やし、名称も変更した。 四万十号はサイクリスト専用車両を「海洋堂ホビートレイン」に連結した2両編成。春期は5月25日まで、秋期は9月20日~11月3日、土日祝日に1日1往復する。 JR予讃線松山―今治でも19日、「サイクルトレインしまなみ号」が運転を始めた。
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