「瀬戸内しまのわ2014」に合わせ、愛媛県の松山港に寄港している世界最大級の帆船「日本丸」で19日、実習生ら約140人が帆を一斉に張る訓練「セイルドリル」があり、大勢の観客が優美な姿を堪能した。 日本丸はマスト4本を備え、最も高い箇所は海面から約50メートル。波方海上技術短期大学校(今治市)の実習生らが登り、ロープをほどいて少しずつ帆を下ろした。甲板からも「せーの、わっしょい」の掛け声で引っ張り、帆を広げていった。 約1時間後、「太平洋の白鳥」と称される美しい姿を現すと拍手が起こった。 20日は船内見学会を予定く。
↧