えひめ愛フード推進機構(会長・中村時広知事)のアジア地域への県産かんきつ輸出事業で、2013年度の輸出額が2390万円(30.2トン)と、前年度の2倍近くに伸びたことが18日、同機構のまとめで分かった。台湾・台中地域の高級スーパー「裕毛屋」との取引が始まり、1211万円(14.8トン)を売り上げたことが大幅増につながった。 輸出先は12年度までの香港、台湾にシンガポール、マレーシアを加えた。輸出額は全体で前年度比96.0%増。本格実施した10年度から3年連続で増加し、前年度の2倍としていた13年度目標をほぼ達成した。 14年度の見通しについて、機構事務局を務める県ブランド戦略課の田所竜二課長は「13年度を上回ることが前提」とした上で、今後JA全農えひめ(松山市)などと輸出計画を立てると説明。
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