道後温泉本館改築120周年記念芸術祭「道後オンセナート2014」の期間に限って押印する道後郵便局(愛媛県松山市道後湯之町)限定の消印が、郵便ファンの熱い視線を集めている。10日の開幕から1週間余りで、消印目当ての往復はがきなどが数千通、同局に殺到。「道後120年」の消印が全国を飛び交っている。 消印は、本館の形を生かした珍しい四角形を採用。「道後温泉本館大還暦記念」と銘打ち、本館シルエットと「百二十周年 道後温泉本館 1894―2014」の文字を組み合わせたデザインとなっている。 地域の記念行事などに合わせて作成する「小型記念通信日付印」の一種。オンセナート開会中の12月末まで同局が使用する。日本郵便四国支社(松山市)によると、消印は通常丸形で、四角形は近年、四国内で作成はないという。
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