宇和島圏域の食材を使ったおにぎりの味を競う「地にぎりグランプリ」の優勝作品を基にした「ゆず皮にぎり(きじ肉そぼろ入り)」(140円)が22日から約1カ月間、コンビニ大手サークルKサンクス(東京)の四国などの287店で販売される。 ゆず皮にぎりは北宇和高3年の武吉彩香さん(17)が考案。昨年11月に宇和島商工会議所青年部が初開催した同グランプリの投票で最高位に選ばれた。 地にぎりの商品化を目指す青年部が同社に協力を求め、コンビニ販売が実現。武吉さんの案では地元産のユズや米を使っているが、同社の材料調達ルートの都合でキジ肉のみ鬼北町産を使用する。キジ肉エキスのだしで米を炊き込むアレンジを加えた。同社は1万食を製造する予定。 16日、愛媛県庁で商品が披露され、武吉さんは「ユズとキジ肉の相性は抜群。鬼北町の活性化につなげたい」とアピールした。
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