道後温泉本館改築120周年記念芸術祭「道後オンセナート2014」に合わせ、本館周辺の旅館・ホテル6軒がオリジナルの「道後オンセナートプレートランチ」を提供している。17日にメディア向け内覧会があり、各施設が愛媛県産食材を使い、温泉などをイメージして考案した料理を披露した。 提供施設は、オールドイングランド道後山の手ホテル▽大和屋本店▽ふなや▽花ゆづき▽道後館▽茶玻瑠―。 山の手ホテルはプレートを松山平野に見立て、県産の貝で海、山菜で山を表現し、マグロの刺し身をツバキの花のように美しく盛り付けた。茶玻瑠は食器にバラや季節の花をちりばめ、施設の露天風呂をイメージしており、和食料理長蔵田康雄さん(43)は「料理が映えるよう赤、青、黄など食材の彩りにも気を遣った」と話した。
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