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鉄塊から放射線検出、発生源を特定

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 愛媛県宇和島市のごみ処理施設「津島町クリーンセンター」でスクラップした鉄プレス品から国の基準値を超える放射線量が検出された問題で、同市と県原子力センターは12日、購入した新居浜市のリサイクル業者の倉庫で合同調査し、鉄プレス品に混在していたステンレス製品が放射線発生源と特定した。県原子力センターは「健康器具の一部と思われる」としている。 宇和島市などによると、ステンレス製品はプレス前の大きさが縦横約20センチ、高さ約4センチの立方体で、家庭でも使われる健康器具の一部とみられる。放射線物質のラドンを示す「Rn」のシールが貼られていた。ステンレス製品からは基準値(毎時0.23マイクロシーベルト)を超える4マイクロシーベルトを計測したが、残る鉄プレス品は基準値内だった。

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