愛媛県宇和島市吉田町東小路の安藤神社の春祭りが１３、１４の両日あり、そろいの法被に身を包んだ若者らが、２体のみこしを威勢よく担ぎ町内を練り歩いた。 同神社は武左衛門一揆の際、藩政責任を負い切腹した吉田藩家老、安藤継明（１７４７～９３年）を祭り、１８７３年に建立された。 かつては３体のみこしが巡行したが、かき手だった青年団の会員が減り、２０００年ごろからトラックに載せ運行していた。十数年ぶりにかき手によるみこしを復活させようと１３年、町内の自営業者でつくる「十人会」（中村健司会長）が呼び掛け２８人が１体を担いだ。本格的な復活へ向け、今年は法被６０着を製作。約５０人が集まった。
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