宇和島市施設から購入した鉄塊から放射線検出

　愛媛県新居浜市は１１日、同市のスクラップ処理業者が宇和島市津島町クリーンセンターから購入し、倉庫に保管していた鉄プレス品から国の基準値を超える最大毎時４マイクロシーベルトの放射線量を検出したと発表した。　新居浜市は「倉庫付近の数値は国の基準値内で周辺には影響を及ぼさない」としているが、原子力規制庁の指示を受け、鉄プレス品をブルーシートで覆い、倉庫入り口を施錠している。　新居浜市によると、１１日午後４時ごろ、宇和島市生活環境課の連絡で同倉庫に放射性物質を含む縦約１２０センチ、横約８０センチ、高さ５０センチ、重さ約１９０キロの鉄プレス品が保管されていることが判明した。