故天野祐吉氏に栄誉賞　松山市

　愛媛県松山市は７日、２０１３年１０月に８０歳で死去した市立子規記念博物館名誉館長でコラムニストの天野祐吉氏（松山南高卒）に、市政功労者表彰の最高位「松山市栄誉賞」を贈ると発表した。　同賞の授与は、子規博初代館長の故和田茂樹氏、元プロ野球選手・監督の故千葉茂氏に次いで３人目。２１日に東京で表彰式を催し、故人の妻伊佐子さんに手渡す。　市によると、天野氏はコラムニストとして全国的に活躍。３代目館長として子規博での「道後寄席」を企画運営し、親しみやすい博物館として魅力を引き出したほか、市の行事への積極的な助言などで市の魅力向上に大きく貢献した。