動物愛護を呼び掛ける写真展「命の光と陰と」が7日、愛媛県新居浜市一宮町1丁目の市役所ロビーで始まった。捨てられた犬の写真など約60点を通して、ペットに対する終生飼養の責任や命の大切さを訴えている。11日まで。 同市を拠点に啓発活動に取り組むリードの会(藤田尚美代表)主催。会場には、昨年2~3月に四国中央市で発見された、遺棄されたとみられる犬27匹のうち、新しい飼い主に引き取られ元気に暮らす3匹の様子などを紹介した。一方で、捨てられたり迷子になったりして県動物愛護センター(松山市東川町)に収容され、殺処分となった犬たちの姿を捉えた写真も並ぶ。 災害や事故などで迷子になった際に身元証明となるマイクロチップについても紹介。災害時にペットと安全に避難するための備えや対策を呼び掛けるパンフレットなども用意している。
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