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松山市がレッグ告発 「措置命令履行見込みなし」

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 環境汚染防止対策に約77億円の公費が必要とされる愛媛県松山市菅沢町の産業廃棄物最終処分場問題で、市は8日、処分場を管理する産廃処理会社「レッグ」(松山市)が、廃棄物や汚染水の流出防止対策を求めた市の措置命令を期限内に履行する見込みがないとして、廃棄物処理法違反(措置命令違反)の疑いで、レ社と現・前代表取締役の3者を県警に刑事告発した。 市によると、告発状は野志克仁市長名で、県警本部長宛に提出。県警は「内容を検討する」との理由で受理しておらず、市はできるだけ早期の受理を求めていくとしている。 8日午後、市役所で会見した野志市長は、告発について「多額の経費を要する重大な事案なので、市民の理解を得るためにしている責任追及の一つ。今後も必要に応じた新たな行政処分など可能な限りの責任追及をしていく」と説明した。また対策費の公費負担について「市民に申し訳ない気持ちで、大変悔しい」と陳謝した。

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