愛媛県今治市が主催する戦没者・戦災死没者と消防・警察殉職者の追悼式が6日、同市山方町1丁目の忠霊塔記念会館であった。追悼式は今回で56回目。関係者ら約150人が、戦争などで亡くなった3106人を悼み、平和への思いを新たにした。 参列者は国歌を斉唱した後、黙とうをささげ、冥福を祈った。 菅良二市長は祭壇に白菊を供え、「先の大戦で数多くの方々が亡くなられたことは、悲しく重い出来事。自由と平和を子どもたちに手渡していくために、あらためて戦争の悲惨さや愚かさを心に刻み、語り継いでいく努力をしないといけない」とあいさつした。市遺族会の村越梓会長らが世界平和などを願って追悼の言葉を述べた。
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