四国の土木技術者らでつくる一般社団法人「四国クリエイト協会」(高松市)は7日、四国4県の災害記録を無料検索できるサイト「四国災害アーカイブス」の本格運用を始めた。「道後温泉陥没」の記録が残る605年の地震から、2013年の愛媛県松山市の渇水まで、約1400年間の災害2万7940件をデータベース(DB)化している。 アーカイブスでは12年から地震・津波を、13年から土砂災害と渇水のDBを先行運用。7日からは、風水害▽高潮▽雪害▽火山災害▽大規模火災▽雷や低温などその他―の6種類を追加した。 閲覧できる内容は、地図付きの災害概要や、自治体など地域の対応、被害軽減の取り組みなど。約半数の災害情報に原資料のPDFファイルを、一部に関連する石碑の写真データを添付した。
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