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伊予節、自慢の喉競う 松山で全国大会

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 松山の名物名所にちなんだ座敷唄「伊予節」の第11回全国大会が5日、愛媛県松山市堀之内の市民会館であり、県内外の54人が道後温泉や伊予かすりなどを詠み込んだ節を日ごろ鍛えた喉で格調高くうたい上げた。 松山春まつりの一環。主催した実行委員会の代表幹事で、えひめ寿民謡会主の小玉寿夫さん(75)によると、伊予節は江戸から明治期に全国で流行。花柳界の衰退や、うたいこなす難しさから徐々に廃れたが、しっとりとした風情が民謡愛好者らに愛され、愛媛を代表する座敷唄として受け継がれている。 参加者は和服姿で舞台に立ち、三味線の音色に合わせ、声の抑揚や緊張感のある「間」を利かせた節回しを披露。会場から大きな拍手を受けていた。

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