愛媛県の6月定例松山市議会は25日、寺井克之議長(松山維新の会)が3年目の続投を表明して議長選に入らないまま約10時間半空転し、深夜の本会議で26日までの会期延長動議を全会一致で可決した。 寺井氏は2011年6月議会で議長に選出。議長の申し合わせ任期は通常1年だが、寺井氏は12年10月に同市で開かれた全国市議会議長会への出席などが決まっていたとして2年目も続投していた。 寺井氏は「5月に全国市議会議長会副会長に就任しており、途中で代わることは良くない。議会改革も行っている最中。改選まで1年を切り、途中で辞めるわけにはいかない」などと話している。
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