愛媛県が南予レクリエーション都市公園(宇和島市、愛南町)の予定地を民間に無償で貸与し、整備を進める「南レク公園イノベーション事業」による初の公園が1日、同市津島町近家にオープンした。 同事業は、不況などの影響で集客が伸びず、山林や雑種地などの未利用地が多い南レク公園の活用策として、県が2010年度から企画提案を募集。審査を経て選定した民間事業者に、土地の無償貸与と上限300万円の補助金を交付する。13年度までに3事業者を採択した。 オープン第1号は、同市高串の造園会社「横山緑化センター」が運営する「南レク樹木の学習・交流の森」。花木園や庭園樹、街路樹の見本園からなり、約2ヘクタールの敷地内に市木のウバメガシやサルスベリ、ウメなど約300種類の樹木が並ぶ。
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