昨年7月の参院選で、全国市区町村の比例の開票効率は愛媛県松山市が全国1位だったことが30日までに、早稲田大マニフェスト研究所の調べで分かった。 調査は都道府県選挙管理委員会を通じて実施し、東京都、大阪府を除く45道府県選管から回答を得た。条件を平等にするため、調査対象は全国同一の比例。開票事務従事者1人の1分当たり処理票数を効率性とし、市区別(計861)、町村別(計907)で順位付けした。 全国1位だった松山市の効率性は4.05票。投票総数19万6668に対し開票事務従事者187人、所要時間4時間20分だった。全国の市区で2位は埼玉県行田市で3.83票、3位は同新座市で3.64票。 県内市で2位は今治市1.78票(全国市区で89位)、3位は宇和島市1.73票(99位)。町村で県内1位は松前町の1.37票(全国町村で61位)、2位は砥部町1.24票(74位)、3位は内子町0.93票(186位)だった。
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