愛媛県新居浜市がバス交通空白地域で試験運行しているデマンド型乗り合いタクシーについて話し合う「市地域公共交通活性化協議会」(会長・近藤清孝副市長、19人)の第4回会合が28日、市役所であり、試験運行が終わる10月1日以降も運行を継続するとの方針を承認した。市は10月以降の事業費を6月補正予算案に計上する予定。 同事業は高齢者ら交通弱者の公共交通確保のため、2011年1月から、市郊外の川東、上部の両地区の一部とJR新居浜駅や医療機関などを結んで試験運行を始めた。13年10月からは対象地域を両地区の全域に広げ、期間を14年9月末まで延長した。10月以降の実施は、利用実績や市民の意見を基に決めるとしていた。
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