愛媛県伊予市双海町串の産直市「夕焼けぴちぴち市」で29日、産直市を運営する下灘漁協女性部が、県内屈指の水揚げ量を誇る地元特産のハモを使った新たな名物料理を開発しようと、著名なシェフを招きフランス料理の「ブイヤベース」と「テリーヌ」を試作した。 ハモを使ったじゃこてんやバーガーを開発・販売してきた女性部と地域おこし協力隊が、瀬戸内産ハモの水揚げ価格を上げ、漁業後継者の育成につなげようと開いた。 ハモと地元産食材の使用という希望を踏まえ、フードプランナーでシェフの野村三喜夫さん(61)=神戸市=がレシピを考案した。ブイヤベースは頭と骨でだしを取り、地元産野菜と湯引きのハモを煮込んだ。
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