経済効果がある各種団体の中・大規模集会を呼び込もうと、コンベンション地元誘致懇談会が25日、愛媛県松山市道後公園の子規記念博物館であり、県内の観光関係者ら約120人が日本政府観光局の加藤隆司理事(同市出身)の講演を聞いた。 松山観光コンベンション協会主催で3回目。加藤理事は、増加傾向のアジアからの訪日客獲得だけでなく、宿泊日数が多い欧米からの誘客も不可欠とし「スマートフォンで情報収集する外国人観光客向けの公衆無線LAN拡充や、海外発行クレジットカードが使えるATM整備が重要」と強調した。 海外でも認知度が高い道後温泉や四国遍路などを愛媛の強みに挙げた一方、観光地としての「愛媛」の認知度不足を指摘。近隣県と連携し、広域で情報発信する必要性を訴えた。
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