選抜高校野球大会で２５日に対戦する今治西（愛媛）と桐生第一（群馬）の両チームが２４日、前日練習を行い、本番に備えた。 今治西ナインは兵庫県西宮市の津門中央公園野球場で練習を行い、攻撃守備両方の最終チェックを行った。 甲子園での試合を翌日に控え、ナインにも気合がみなぎっている様子。ノックでは、杉内らが強い打球に対して、生き生きとした表情で前に足を踏みだした。際どい打球には飛びついてキャッチ。ミスが出ても「最後までやり通せ」という声が飛び、球場は活気のある雰囲気に包まれた。 打撃練習では「リラックスして集中しよう」と声が出る中、秋川の打球が大きい放物線を描いていた。また選手たちはきびきびと打席を交代。各自が時間を無駄にしないよう、周囲でバットを振っていた。秋川は「打席でやるべきことがはっきりしてきた」と自信をにじませた。
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