愛媛県松山市沖の中島周辺海域で多く漁獲されるオコゼを新たな松山ブランド「忽那鬼オコゼ」として売り出そうと、松山水産商業協同組合は17日、オコゼを擬人化した、ゆるキャラならぬ「濃いキャラ」を披露した。腹巻き姿の「虎男」と、虎柄ドレスにつややかな肌が印象的な「虎美」で、消費者に濃い味や濃い思いをアピールする。 オコゼは淡泊だが甘みが濃く、コラーゲンを多く含む。組合は高級魚のイメージが強いが、近年は安価に購入できる点に着目。漢字で「虎魚」と書くことから、組合員が発案、命名した。 17日は松山市三津ふ頭の市公設水産地方卸売市場で、組合員と三津浜婦人会員の9人が、店頭で手にしやすいパック商品の開発に取り組んだ。
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