南予などの写真愛好家でつくる写団・吉田とニッコールクラブ南予支部の合同写真展が愛媛県宇和島市弁天町1丁目のきさいや広場で開かれている。16日まで。 両会の交流と技術向上を目的に毎年開催。テーマは問わず、計約40人が国内外で撮影した動植物や風景など66点を展示している。 5月に交通事故で亡くなった宇和島市吉田町の川添明美さんの「朝の漁場」は朝焼けのベトナムの海で漁をする男性のシルエットを捉えた叙情的な作品。鬼北町近永の薬師寺孝男さん(72)の「涼」は白糸の滝で水が落ちる様子を撮影した。ほかに子どもの表情や祭りの熱気を切り取ったものなど、それぞれの視点を生かした作品が並ぶ。
↧