飲酒運転で執行猶予判決を受けたばかりの愛媛県東予地方局職員が11日に窃盗の疑いで逮捕されるなど不祥事が相次いでいるのを受け、上甲啓二副知事が13日、県庁で「職員は公私を問わず県民の模範となるべき立場であることをあらためて強く自覚させてほしい」と訓示した。 部局長ら19人が出席。上甲副知事は、13日付でセクハラや不適正な事務処理で職員4人が懲戒処分を受けたことに触れ「県政に対する県民の信頼を大きく低下させ、関係者にご迷惑をかけたことは大変遺憾。強い憤りを覚える」と述べた。 逮捕された東予地方局職員がアルコール依存症だったことを踏まえ、上甲副知事は「職員の精神・身体的な不調で不祥事が発生することのないよう適切なケアやフォローを」と指示した。
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