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小説家・長尾さん新作 舞台の松山市に60冊寄贈

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 子どもたちに古里への愛情を育んでもらおうと、愛媛県伊予市生まれの小説家長尾誠夫さん(58)=さいたま市在住=が松山を舞台とする小説「子規と漱石のプレイボール」を書き上げ、松山市に60冊を贈った。市は市内全29中学校に配布する。 長尾さんは松山南高から東京学芸大に進み、1986年に「源氏物語人殺し絵巻」で第4回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞した。日本推理作家協会員で、都立高校の国語教諭でもある。 新作は約10年ぶりの9作目で、明治20年代後半の松山を舞台に子規と漱石が秋山好古、真之兄弟、小説「坊っちゃん」の赤シャツやマドンナら「松山のオールスター」(長尾さん)と野球チームを結成し、米軍野球チームと親善試合を行うストーリー。 小説が全国で発売された12日、長尾さんは松山市役所を訪問。野志克仁市長から感謝状を受け、新作への思いを語った。

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